人参紹介

高崎市・国府地区で開発された<国分にんじん>かつて市場を席巻した「幻のにんじん」

高崎市・国府地区で開発された<国分にんじん> こくのある甘さと葉先から根の先まで1メートル程もある長さが特徴で、昭和30年代前半頃には国内で流通したニンジンの約8割を占めたとされています。 その長さから、収穫に時間がかかることなどの理由で生産者が激減したため、伝統のにんじんが途絶えないようにとの願いから、当店で21年夏から栽培を開始しました。 色がよく甘みがあって香りも強いうえ煮くずれしにくいという特徴があり、スティックやきんぴら、煮物、松前漬けなど、にんじん本来の味が引き立つメニューを提供しています。

国分にんじんの正式名は国分鮮紅大長人参といいます。 「国分にんじん」の名前の由来は、大正時代、フランスからはいってきた種を国府村西国分の男性が改良した事から。 昭和40年頃までは地域を代表する作物でしたが、高度経済成長期を迎えると徐々に栽培が減り、地元でも1軒の農家が細々と作るだけとなってしまいました。

国府野菜本舗は、そんな「幻のにんじん」の生産を再開させ、次世代へ地域の伝統野菜を伝えるための活動をしています。

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